2016年03月14日

食べて・・・・・、足を踏み出したものの・・・

最初にカンガルー肉を食べたのが35歳の時。

しかも食べたのはカンガルーの生肉だった。

生肉を切り落としてシンプルに醤油に浸して食べた。

生のお肉がこんなに美味いとは!
感動ものだった。!!!

そしてそれ以来、カンガルー生肉の大ファンとなってしまった。

食べたから憑依されたのか?
まあこれは冗談として、調べれば調べるほどその食材としての可能性に惹かれていった。

当時(1985年頃)オーストラリアにもカンガルー肉にとりつかれた男達がいた。
ヴィック・ベイツを頭に息子のビル・ベイツ、ヴィックのパートナーであったマイク・マリガン、そして日本側にいたヴィック・ベイツのパートナーであったオランダ人のヤン・エルバースだ。

現在、オーストラリアでは多くのレストラン、ホテルでカンガルー肉が供され、またほとんどのスーパーマーケットでも普通に販売されているが、初期の彼らの努力なしにはオーストラリアにおけるカンガルー肉の市場開発は成し遂げられなかっただろう。

具体的に彼らが何をおこなっていたかというと、

1.食肉としてのカンガルー肉の衛生面の調査。
2.食肉としての栄養面での分析。
3.専門家によるカンガルー肉の人間の健康面に対する検証。
4.食肉としてのカンガルー肉処理工場の建設。
5.アボリジニ食文化の研究。
6.野生肉・・・・天然肉(Gamemeat)の消費者向け啓蒙。

等だった。

肉の味はもちろんだが、こうした面での研究が進んでいたからこそ、また資料が手に入ったからこそ日本での市場開発に足を踏み入れようと思ったのだった。

数年で市場開発出来ると思っていたのだが、世の中それほど甘くなかった!

30年以上経った今でも開発できていない。

何も知らずに足を踏み入れるというのは怖い。
一歩足を踏み込んだものの知らないことだらけで、全然前に進まない。

未知のジャングルに迷い込んだ感じで、手刀とシャベルで道を作り始めたものの泥濘に足をとられ、藪に体を巻き付かれ身動きとれない状況に陥ってしまった。

完全にジャングルで迷子になった状態だった。


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