2014年09月25日

イスラム国爆撃

専門家ではないので的外れの意見だろうが、爆撃して問題解決に繋がるのだろうか?と、疑問符がついてしまう。

あまりにも多くのそして複雑な要素が絡まっているために、この問題を簡単に述べることができないのは承知している。

しかし爆撃したからといって、いや爆撃でイスラム国を壊滅させたからといって中東問題が解決するわけではない、と言いたい。

それが分かっていて爆撃に踏み切るとは何というエネルギー、時間、お金の無駄使いか!

ベトナム戦争では枯葉剤やナパーム弾等を含む大規模空爆でべトコンと北ベトナム軍を撃退できたのか?否、ゲリラ戦で徹底的に打ちのめされ撤退せざるを得なかった。

アフガン戦争やイラク戦争ではそうだったか?
タリバン政権とフセイン政権を倒すことには成功したものの、その後のゲリラ戦での結果がどうだったかは、周知の事実だ。

ゲリラ戦に対して空爆や大規模作戦が有効でないことはこれまでの数々の局地戦で証明されている。

私達が考えなければならないことは、こうした争いの原因がどこにあるかを究明しそこから問題解決に取り組まなければならない。

根底にあるのは異なる価値観の衝突だ。

要するに力のあるグループが力で劣っている相手に自分の価値観を強要している構図だ。

そして異なる価値観を押し付けられた方は、おとなしくそれを受け入れるかあるいは必死で抵抗するかのどちらかではなかろうか?

日本の場合は、大東亜戦争に敗北し欧米的価値観をそれなりに受け入れ、あるいは利用しながら現在の経済的地位を獲得した。

ところが世界には自分たちが長い歴史の中で培ってきた価値観を大事に守っている人達が存在する。そういった人達に異なる価値観を無理に押し付けても摩擦が生じるのみだろう。

これは個人的レベルでもそうだから、これに民族、経済、政治、歴史的背景などが絡み合ってきたら簡単な話ではない。

価値観の押し付け合いがなくならない限り、世界における争いごとの種がつきることはない。

爆弾を落としたからといって、イスラム原理主義に基づいた価値観が爆風とともに消えてなくなることはないだろうことを、賢明なアメリカの政治家たちは分かっているだろうに・・・。


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