2010年12月02日

マカデミアナッツ

マカデミアナッツ

Macadamia Nuts

 

マカデミアナッツ


マカデミアナッツ、一般的にはクイーンズランドではクイーンズランドナッツそして米国ではハワイアンナッツと呼ばれていますが、は栽培されることで種を保護してきた素晴らしい例です。2つの種類(Macadamia integrifolia macadamia tetraphylla)が、現在オーストラリアで広く栽培されており、ニューサウスウエールズのもともとの原産地域で見られることは非常に稀です。元来自生していたブッシュランドは農業用に整地されてしまいました。整地の過程で、マカデミアの木のみならず他の多くの価値があったであろう植物も消滅してしまいました。この食材の宝庫であった自然環境は多くのアボリジニの生活を支えていたのです。


 


 マカデミアは自生している所ではどこでもアボリジニにとっては重要な食物でしたし、最初の入植者たちも食物として取り入れるのに時間はかかりませんでした。最初のマカデミアプランテーションは1870年にクイーンズランドで、そして1890年にハワイでパイナップルやサトウキビプランテーションの周りにある火山灰の傾斜地に木が植えられ確立されました。それからしばらくして、マカデミアこれまでのパイナップルなどの通常作物に取って代わるようになり、世界にハワイアンナッツとして紹介されました。


 マカデミアナッツは脂肪含有量が非常に高く(約70%)、そのほとんどが単不飽和脂肪酸です。これは、動脈が詰まらないようにする効果がありますが、含有エネルギー量が非常に多いので食べ過ぎは禁物です。

 
 ナッツは生でそのままでも、あるいはローストしても食べられます。今では多くの分野、例えばお菓子類、ケーキ等の加工食品等で使用され、さらにマカデミアバターや冷温圧搾されたマカデミアオイル等も製造されています。


 マカデミアの木は、2階部分を遮蔽するカバーとしてバックヤードガーデン(裏庭)に適しています。しかし、木の上と下にどういうものが生えているか考慮されなければなりません。木の葉の下で雑草が繁茂してくると、ナッツが熟して地面に落ち始めた時に収集が非常に困難になります。マカデミアが日陰にありすぎると花のつきが悪くなりますが、受粉するオーストラリア産の蜂がいればそれを埋め合わせする事が可能です。オーストラリア産の蜂は、今では花の受粉とナッツ産出を増加させる為に飼養されています。凶暴なヨーロッパ産蜂はオーストラリア産より受粉という面において非効率的でかなり大変です。


 マカデミア栽培は長期にわたる仕事です。最初の収穫ができるまで最低でも5年あるいはそれ以上かかるでしょう。しかし、木は長年にわたってナッツを実らせつづけます。19世紀終わりにハワイに植えられた木のいくつかは1世紀過ぎた今でもナッツを実らせています。

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