2010年11月17日

囲碁・将棋作戦

恐れていたことが始まった。

昨年のブログ記事で紹介した90歳を過ぎても車を運転していた父親のことだ。軽い接触事故を起こしたこともあり、免許が有効で、そして当人は運転を続けていたかったにも関わらず、私達子供が強引に車の運転を止めさせた。

要するに「あぶないから、事故を起こしたら大変だから」という理由で。

それからお金の管理を当人ではなく、法律家に任せるようにした。

「ギャンブルや浪費などで無駄使いをさせないように」という理由で。

基本的に父親の好きなこと、「車の運転と自由に使えるお金」、を出来ないよう
な仕組みを作ったわけだ。

そのおかげで父親以外の家族の頭痛は無くなった。

そしてそれから1年と少しが経ったわけだが、恐れていた事態が生じた。
急速なボケが始まっているらしい。

体は相変わらず元気だ。
見た目は70代で通るのではないだろうか?歩き方も老人のそれではない。

しかし言動に論理性が無くなってきた。

つい最近の出来事として、1銭も持たずにパチンコ屋にタクシーで乗りつけて保護されたそうだ。

楽しみが取り上げられるまでは、車を運転して、パチンコ屋に行ったり、買い物したり、母親を介護センターに連れていったり、料理したりしていたのだが、今では体は元気だが何もやることがなく時間を持て余し、結果ほとんど家の中でボーっとして過ごしている、という状況だ。

さて現在家族で相談していることは、介護士に来てもらって父親の面倒をみてもらおうということだ。前提としては、「ボケた父親を」ということになっている。

しかしこのアイデアはどうもシックリこない。これをやったらボケがさらに進行するのではないかと思っている。

若い人でも、毎日何もやることがなく、しかも自分の好きなことができない状態に長期間おかれたらボケてしまうのではないか?

そこで考えた次のアイデアは、父親が昔好きだった囲碁・将棋に取り組んでもらおうということだ。カンガルーマンが子供の頃、父親は暇があると囲碁・将棋をやっていた。

ひょっとすれば囲碁・将棋がボケの進行を止めてくれるかもしれない。

長生きすることはとても大事だ。しかし心身の健康が保てて初めて意味ある老後を迎えられる。

老人だからと言って過保護に何もさせないと逆に心身の老化を早めてしまうことになりそうだ。

適度なストレスと保護された生活。

長生きすればするほどそのバランスが難しい。

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