2010年05月14日

どこへ向かっているのか?・・・3

数年ぶりに風邪をひいた。

喉と胸がイガイガして集中力が途切れてしまう。

というような愚痴はさておいて:

「精神的・文化的に自立・成熟した日本人」

何故この抽象的なスローガンを目的地にすべきなのか?

これまでの「追いつき追い越せ」スローガンの中には、物質面はもとより精神面でも欧米文化に追いつこうと遮二無二頑張ってきたようだ。しかしここで立ち止まって考えてみると「これ以上欧米文化に追いつく必要性があるのか?」と思ってしまう。

私達の生活を見てみると、

着るもの、家屋、食生活、娯楽等々・・・・、俗に言うところの欧米化が浸透している。明治の文明開化以降のたった140年程度の期間のうちに大きく変化してきた。

その変化の流れの中で、日本人の心理面で欧米に対する強烈な劣等感が存在していたことは否定しようがない。

そしてその劣等感はある時はそのまま表出したり、またある時は屈折した形で非欧米人に対する優越感として出てきたりしたのではなかろうか?

この140年という歳月は数千年の歴史を持つ日本という国にとっては微々たる期間に過ぎないし、またその重みはそれ以前と比較しようのないくらい軽いのではなかろうか?

物質的にある程度満ち足りてきた今、改めて日本の歴史と伝統を見直し、さらにこれまで真似ごとのように導入してきた欧米文化を消化し、新たな日本文化を構築する時期にさしかかってきている。

既にその兆候としては、クールジャパン、ジャパネスク等のイメージが出来始めている。

「精神的・文化的に自立・成熟した日本人」

が確立することで、私達日本人の真の自信と誇りが蘇ってくるのでなかろうか?

現代日本人が持っている既存の自信と誇りには芯が通っていないと感じるのはカンガルーマンのみだろうか?

そして自信と誇りに満ちた新しい日本文化を創造することで、日本は次のステップに踏み出すことができるのだろう。

世界中が日本人のライフスタイルを、考えを、文化を見習いたい、真似したいというような素晴らしい国となることだろう。

そういう国になるまで生き残り、目撃してからあの世に行きたいものだ。


ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング


この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/nagatomo2/51839955