2010年01月14日

小沢幹事長の政治資金問題

この問題について面白い記事を見つけたので紹介したい。

新聞等のマスコミ論調とはかなり異なるようだ。

 陸山会土地取引きを巡る疑惑についての解説

 http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/472.html

投稿者 smac 日時 2010 1 14 07:47:45: dVqzW59EefGnc

 

 

陸山会の土地取引きに絡む「疑惑」について、報道されている情報を整理してみれば、事実関係はほぼ全貌が解明していると考えられます。

 
ところが、話をややこしくしているのは、「複数の4億円」なんですね。

そこで、「いったい、何がどうなっているのか、さっぱりわからん!」とぼやく多くの読者の方のために、私が分かり易く解説します。

 

まず、「複数の4億円」を整理しましょう。

 

 (1)政治資金を原資とした定期預金の4億円。

    これは、事実上陸山会の所有ですが名義は「陸山会代表・小澤一郎」にな
    っています。

 

 (2)上記の定期預金を担保として金融機関から融資を受けた4億円。

    ここで、融資を受けた主体は「陸山会代表・小澤一郎」です。

 

 (3)小沢氏が陸山会の会計担当者・石川秘書(当時)に手渡した現金の4億円

    この原資は、和子夫人が用立てたものか、小沢氏が遺産相続したものか、
    はたまた ゼネコンからの賄賂なのか、はっきりしませんが、いずれにせ
    よ「民主党議員・小沢一郎」の自己資金です。

 

陸山会が秘書寮を建てる土地購入のために支払った4億円は、もともと(2)の金を充てる予定でした。しかし陸山会では、思うように金が集まらず、支払い期日までに(1)となる4億円の定期預金を組むことができなかったようです。

そこで会計責任者の石川秘書(当時)は、代表の「小澤一郎」に相談。

「小澤」氏は、その金を「小沢一郎」がなんとかする…と石川秘書(当時)に伝え、後日自宅マンションで現金を手渡しました。

石川秘書は、その金で土地代金を支払いました。

 

そのまま、なんら会計処理をしなければ、陸山会は政治資金収支報告書に「小沢一郎より借り入れ4億円」と記載する必要があります。しかし、石川秘書(当時)は、代金支払いの直後に、小沢氏の政治団体(複数)から、なんとか金をかき集め、4億円の定期預金を組んで、それを担保に「陸山会代表・小澤一郎」の名義で4億円の融資を受けました。この金を「小澤一郎」が「小沢一郎」への返済に充てたことで、収支報告書には「小澤一郎より借り入れ4億円」が記載されることになったのです。

 
つまり(3)の4億円は、小沢氏の小澤氏に対する「一時立て替え金」であり、収支報告書に記載する義務は生じません。

 

マスコミによると「収支報告書に記載された借り入れ金は(2)であり、(3)は不記載だから、規正法違反だ」との論調ですが、(3)は短期間で借入と返済が完了している上に、借り入れ人と貸し出し人が事実上同一人物ですから、相殺して記入しないのは当然でしょう。

 

このように「疑惑」を、石川氏の「政治資金規正法違反(不記載)容疑」に絞って考えると、ややこしかった話が一気に単純なものとなります。

(3)は「小沢」氏が「小澤」氏に貸して、「小澤」氏が「小沢」氏に返した「個人間取引き」であり、政治資金の収支としては「陸山会」が「小澤」氏から4億円を借り入れ、秘書寮を建てる土地購入の代金として支払った…とするだけで正しい説明になっているのです。

 

陸山会が、土地購入代金の原資について、当初説明していた「4億円の定期預金を担保に4億円の融資を受けた」は、大筋で間違いじゃありません。間に「小沢」氏と「小澤」氏の「個人間取引き」が挟まっているだけで、陸山会として不透明もしくは不正な収支は一切ないのです。

 

(3)の原資が「ゼネコンからの裏金ではないのか?」という疑惑は、政治資金規正法違反(不記載)容疑と全く関係のない、別件の「疑惑」ですから、いくら陸山会の書類に当たってみても、証拠など出ません。

証拠を探すのであれば、小沢氏の個人資産を調べるべきでしょう。

 

上記経緯が事実であれば、石川氏は完全に無実です。

石川氏への告発は、小沢氏の蓄財に関する「黒い部分」を洗い出すための「突破口」なのだから、事実関係はどうでも良いのだ…という人も居ますが、現実問題として、そういうわけには行きません。

  
法的に見て、これは明らかに「冤罪」なのですから、東京地検特捜部は石川氏への告発を取り下げるべきです。

  
その上で、小沢氏の蓄財に関する「黒い部分」を、きちんとした根拠を上げて、正面から捜査するのであれば、国民は検察に対して信頼を抱くでしょう。

しかし、このまま「無理筋」を強引に押し通し、石川氏を(在宅)起訴するならば、それ以降に出て来るであろう、小沢氏に関する数々の「疑惑」に対しても、国民は「検察による捏造、単なる嫌がらせに過ぎない」と理解するでしょう。

 

 
検察は「正義」を標榜するのであれば、まず「筋」を通さなければなりません。

でなければ、検察か民主主義、もしくはその両方の「崩壊」に繋がる緊急事態である…と私は見ています。 

 

 今、世間ではこの件について様々な情報が錯綜しているようだ。

カンガルーマンが庶民の目から見たときに感じるのは、方法論の是非は別にして検察の目的は政治家とゼネコンの癒着部分の解明を目指していると思っている。

ただ、この癒着部分を解明したから「どうなのだ?」という疑問符は着く。

総合的に見て、国ひいては国民の利益に結びつくのか?

解明することによって政治・経済・国際関係の流れのなかでどのような影響が出てくるのか等々?

解明したことで今回の問題の裏にとんでもない化け物が潜んでいることがわかったりして・・・。

そのあたりを明快に解説してくれる記事なり論説に出会いたいと思っている今回の政治資金問題だ。

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