それでは質素倹約にはどのような利点があるのだろうか?
箇条書きにすると:
1.なんと言っても生活がとにかくシンプルになる。余計な物を買わないのだからゴミも少ないし、家の中を含めて頭の中まであらゆる事がすっきりしてくる。
2.それは、家といった小さな単位に限らず、会社、町、市・・・国そして地球と単位が大きくなってもその原理は同じだ。
3.お金が貯まる。(カンガルーマン自身は、現在必要な事に多くお金を使っているので全く貯まっていないが・・・。)
4.そうすると何が本当に自分自身そして自分の生活に必要かが見えてきて、それらにはお金を惜しまなくなってくる。
5.物を購入する時の目がとてもシビアになってくる。
6.売る側の論理や広告宣伝に踊らされることがなくなってくる。
7.さらに物を大事にし浪費が一段と少なくなってくる。
8.同時に資源の浪費も少なくなってくる。
9.作る側や売る側も、買う側のレベルに合わせて高度な技術と品質を高めざるを得なくなってくる。
10.そして、無駄の無い、コンパクトな社会、経済環境、地球環境ができあがるだろう。
これをカンガルーマンは「質素倹約がもたらす富のスパイラル」と呼びたい。
さて、それではカンガルーマンは、どのような質素倹約を実践しているのだろうか?
それはまた次回で紹介したいと思います。
ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。