2008年02月19日

お薦め本

相変わらず日本と中国はギクシャクしている。

最近の中国餃子事件をはじめとして、中国産食品や食材に対する日本人消費者の不信感も頂点に達しようとしている。

今年、北京オリンピックが開催される予定でなければ、日本での騒ぎに対する報復として中国で反日運動や日本バッシングが起きていたかもしれない。

しかし誰が何と言おうと、隣人・隣国である中国とは仲良くやっていかなければならないのは自明の理だ。そうしないと、両国とも自滅の道をたどることとなるだろう。

ここにカンガルーマンの睡眠薬代わりになっている1日中15年戦争史冊の本がある。


満州事変が起きる前から、1945年の日本の敗戦までの15年にわたる日中戦争の軌跡とその背景を綴りまた、戦争の原因を分析した本だ。

同時に、当時の日本の指導層や軍部の考え方や指導層の意思決定プロセスにまで踏み込んでいる。




この本を読むことで、どのような形で日本があの泥沼の日中戦争に入り込んでいったかがある程度見えてくる。

日本サイドにも多大な責任があったことは認めるが、中国サイドにもそれなりの責任があったことが見て取れる。

当時の日本人の傲慢さと、中国人の日本人に対する怨念に近い挑発行動。そしてその挑発にのってズルズルと泥沼に入り込んで抜け出せなくなってしまった軍部の足掻きが見て取れる。

翻って現在の日中関係を省みるに、軍隊という組織は絡んでいないものの、心理的摩擦があちこちで起きているのではなかろうか?

日本と中国がいがみ合わないようにするためにも、過去の争いの原因と経過をもう一度復習することも大事ではなかろうか?

そういう意味でも、読むのには結構骨だが日中関係に興味をお持ちの方達に目を通して欲しい本だ。

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この記事へのコメント
カンガルーマンさん、こんにちは♪

やっと都内の拠点が決まりました!(両親と「あーだこーだ!」とかなり苦労しましたが…)

私、この本読みたいと思います。
いつになるかわかりませんが、とても興味のあるところです。

ご紹介、ありがとうございます♪
Posted by eriko at 2008年02月25日 09:56
erikoさん、
そうですか。拠点がきまりましたか。良かったですね。
自分の時間を自由に使える学生生活を有意義に使って下さい。

この本は教養の一部として読めばいいのではないかと思います。
Posted by カンガルーマン at 2008年02月25日 10:48