2007年11月15日

近未来のありそうもない極端な話・・・・続き

前回のブログではあまりにも荒唐無稽な想像でピンと来なかったのではなかろうか?

それではもう少し現実味を帯びた想像を展開してみたい。

もしカンガルーマンが中国で巨万の富を築いた中国人ベンチャー企業家であると想定しよう。自分のビジネスをさらに大きく展開するするために何を考えるか?

今の中国あるいは自分の会社に欠けているものは技術力だ。

その技術力を獲得するにはどうしたら良いか?

自前で技術・開発力をつけるのは当然だが、手っ取り早いのは技術力を持った企業を買収することだ。

具体的には:


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1.まず日本国内に100%出資のベンチャーファンド会社を立ち上げる。その場合、気をつけることは中国マネーだということがわからないように中国以外の国を迂回した形でファンドを立ち上げる。

2.技術力を持っているが資金難に陥っているベンチャー中小企業の発掘をおこなう。

3.同様に技術力を持った企業(中小に限らない)で経営難に陥っている企業の発掘をおこなう。

4.発掘できた時点で資金を供出し、経営権を取得し、息のかかった日本人を経営陣に送り込む。

5.こうした企業等で開発された、あるいは既存の商品や製品は中国向けに輸出し自社ルートで中国市場で販売しながら同時に技術・開発情報を自社に移転する。

6.とりあえずは中小企業で実績を積み、次は上場企業に的を絞ってゆく。

7.十分な準備と情報が蓄積された時点で上場企業に対しては、普通のM&Aだけでなく場合によってはTOBも視野に入れた形で技術力を持ち、また中国市場に興味を持っている企業の発掘に努める。

8.一旦、経営権を取得した企業においては規模の大少に関わらず売上の50%以上を中国市場に依存する形を作り上げながら従業員の生活向上に努める。

9.従業員が新しい経営陣になじみ、会社への帰属意識が強まるにしたがって少しずつ中国色を強めてゆく。中国市場が大事な客である限りそれは自然な成り行きであり日中友好の旗印ともなる。

10.同じようなパターンでより多くの日本企業を買収できれば技術力だけでなく、最終的にはこうした企業で働く日本人の頭脳までも自分の傘下におさめることも可能となってくる。

11.このモデルが有効だと実証された段階で、他の中国企業にも広く手法を開示し中国政府の支援を受けながら日中経済協力(実質は日本企業買収)キャンペーンを実施する。

とまあ、こういう形で日本人を縛る方法は可能だろう。

現実問題として、今の日本国内景気は中国特需でどうにか保たれているといっても差し支えないだろう。そして中国経済が発展すればするほど日本企業が中国市場に依存する比率は高くなっても下がることはありえない。ということはそうした企業の従業員の生活は中国市場の動きに大きく左右されるという時代が目の前に、いやまさに今起きつつあることをカンガルーマンは良く知っている。

ある日、会社に行ってみたらいつのまにか社長が中国人に替わっており、中国語ができないと出世できないという時代が到来するかもしれない。

その社長が親日または常識人間だったらいいのだが、バリバリの謙日・反日思想を叩き込まれた人だったら最悪だ・・・・・。

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この記事へのコメント
難しい…。でもたぶん今金融で起こっているような外資による日本の企業の経営統合や吸収合併に中国マネーがもっと深く絡んでくるということ、それに乗じて買収側が中国の場合、お金だけでなく国家としての主体を徐々に塗り替えていく危険があるということ、でしょうか?

私は日本の企業はもっと賢いのではと、思うのですが。
でも「じゃあ、どう賢いと思うの?」と言われると、何も答えられないしNHKドラマ「はげたか」のように、日本の金融事情に明るい日本人が外資系の会社に雇われたりすると、日本がどんな社会になっていくのか私の想像範囲を超えてしまっています。

ただ危機は人を強くすることは確かだと思うのです。それをいつ誰が伝えるか。また受け取るかで日本の命運は決まるのでは?(何事についても)
Posted by eriko at 2007年11月16日 01:20
erikoさん、こんにちは。
>私は日本の企業はもっと賢いのではと、思うのですが。
 賢いと思いますが、背に腹はかえられないという状況も出てくる可能性もあります。例えば、日本国内、米国、欧州の市場が飽和状態であるために所謂先進国の景気がもう一つ上向かないという現実があります。残る可能性のある市場は中国、インドそしてBRICS諸国でしょう。
 日本企業および経済が現在の規模(特に社員の生活、ひいては国民生活)を維持するためにはインド等の市場が成熟するまでどうしても中国市場は大事になってくるでしょう。そうした場合、中国市場という餌は日本企業にとっては食いつきたくなる要素でしょう。
 そしてそこが中国企業にとってつけいりやすい日本の弱点となるのではないかと思います。
 だからこそ私は質素倹約を促し、日本経済の規模を縮小すべきと唱えています。
Posted by カンガルーマン at 2007年11月16日 14:45
erikoさん、
付け加えますと、例えばレノボというPCメーカーがありますが、これは衆知の事実ですが、IBMのPC部門(Think Pad)を中国の政府関連ベンチャー企業が買い取ってできた会社です。この買収結果によって中国企業が取得した技術ノウハウと関連情報はお金に替えられない価値があったことでしょう。この件はIBMという巨大企業であったがために表に出てきていますが、私達が知らないところでさまざまな動きがあるといってもおかしくないと思います。
Posted by カンガルーマン at 2007年11月16日 14:54
こんばんは、カンガルーマンさん♪
カンガルーマンさんが教えてくださることはとても現実的です。それに比べると(卑下した意味でなく)私の意見は常にどこかで何かが誰かが起きる可能性を考えているように思います。つまりカンガルーマンさんの考え・知識を持ちつつそれに順応して対処していける人材を得ること、または作ることが大切です。
ふむふむ。
僕の能書きは犬も食わないので、僕はがんばりますよ。
Posted by eriko at 2007年11月16日 18:48