2007年02月24日

筋が通らない

2月23日産経新聞の朝刊に掲載されていた記事。

【サンフランシスコ=松尾理也】米ユダヤ系人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センター(ロサンゼルス)は21日、日本で発売中の書籍「ニーチェは見抜いていた ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」(徳間書店)について、「反ユダヤ的な陰謀論の新しい流行を示すもの」と批判する声明を発表した。同センターは同時に、同書の広告を掲載した朝日新聞社に対しても、掲載の理由を調査するよう求めている。

 問題となった書籍は、米誌フォーブスの元アジア太平洋支局長、ベンジャミン・フルフォード氏と、ニーチェ研究家、適菜収氏の共著。2月の新刊で、朝日新聞はこの本の広告を18日付朝刊に掲載した。

 同センターは、同書の中に「米軍は実はイスラエル軍だ」「ユダヤ系マフィアは反ユダヤ主義がタブーとなっている現実を利用してマスコミを操縦している」などとする内容の記載があり、米国人とイスラエル人が共同で世界を支配しているという陰謀論をあおっているとしている。

 サイモン・ウィーゼンタール・センターはユダヤ人に対する差別や偏見を監視する役割を果たしており、95年には「ナチ『ガス室』は捏造(ねつぞう)だった」との記事を掲載した文芸春秋の月刊誌「マルコ・ポーロ」が抗議を受け廃刊に追い込まれている。

 徳間書店の話 「ファクスによる抗議は来ているが、『こうせよ』とは言ってきていない。当社としての対応は決まっておらず、現時点でコメントすることはない」

 朝日新聞社広報部の話 「正式な申し入れが届いていない段階でのコメントは控えたいと考えます」

試しにサイモン・ウィーゼンタール・センターのホームページをチェックしてみた。

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ホームページによると、なるほどほぼ記事の通りの事を主張している。

異なる部分は以下の部分だ。
徳間書店は、”『こうせよ』とは言ってきていない。”といっているが、先方ははっきりと販売を止めろといっている。

“The Wiesenthal Center is therefore calling upon Tokuma Shoten to live up to its pledge and stop marketing such patently false and hateful material,” Cooper said. “In addition, we urge the president of Asahi Shimbun, Kotaro Akyama, to investigate why his paper would carry an advertisement for such an outrageous book.”

徳間書店サイドの答えに対しては目をつぶるとしても、気に入らないのはこの団体が他国の出版物にイチャモンをつける事実だ。

カンガルーマンは反ユダヤ主義者ではない。しかし、こうした圧力をかけ、さらには過去の例でゆくとマルコポーロという雑誌を廃刊に追い込んでいることを聞
くとこうした団体に対する反感が芽生えてくる。

まるで中国や北朝鮮の共産党と同じじゃないかと・・・。

アメリカのメディアの日本に関する記述では、まともなものも中にはあるが多くは間違ったり誇張したり、挙句の果ては読者が喜びそうな非常にセンセーショナルな情報が満ち溢れている。

それと大した違いはないではないか!?

日本の出版社は、このような筋の通らない抗議や圧力には耳を貸すべきではない。それこそ言論と表現の自由が保証されている国の出版社としての自殺行為だ。

こうした筋の通らない圧力には気分が悪くなる。

もし徳間書店が圧力に屈して本の出版を取りやめるようだと、ユダヤ人の団体が他国の出版事業を妨げるだけの力と強大なる影響力を持っているのだということを証明しているようなものだ。

早速、出版取りやめになる前に本を買ってみよう。

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