2006年12月22日

世界地図ーその3

何故カンガルーマンが日本と言う国は「見せかけの親米」だと思うのか?

理由はさまざまある。

ただカンガルーマン自身は学者でも評論家でもないのであくまで独断と偏見に基づいた理由だと言う事をご理解いただきたい。

反論やご意見があれば大歓迎だ。

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まずカンガルーマンを含む一般庶民レベルで考えてみよう。

・「ファッションだ米」、「カッコイイ米」そして「あこがれ米」

カンガルーマンの若い頃もそうだったが、多くの日本人はこのカテゴリーに入るのではなかろうか?クリスマスしかり、ハロウイーンしかり、チャペルでの結婚式しかり、ヒップホップしかり、ハリウッド映画しかり、英会話熱しかり、その他諸々のアメリカンポップカルチャーに対するあこがれから来る現象。

したがって、一部のマニアや学者を除いて一般庶民のこうした現象に対する理解度はとても表面的なもので一過性だと言っても過言ではないのではないか?

・「見た目だけでいい米」

カンガルーマンが見る所、アメリカと言う国は紛れも無いキリスト教国家である。ある統計によると全人口の84%はキリスト教徒だと自認しているとのことだ。そして彼らのキリスト教徒としての考え方や価値観は当然のごとく日常生活だけでなく政治・社会動向まで影響を及ぼしている。大きく分けると、プロテスタント系のバプティスト、ルター、ボーンアゲイン、クエーカー、プレスビタリアン、それにカトリック、その他カルト系宗派等諸々だ。無宗教であるカンガルーマンが観察した限りでは、プレスビタリアン(長老教会)の道徳観や価値観が穏健派保守中産階級の白人層に最も浸透しているように見受けられる。

この点を話しだすとページが無くなるのでこれ以上追求しないが、要するに日本におけるキリスト教の浸透率は3−4%だと言われている。つまり無に等しい状況だ。

親米国家と言われているオーストラリア、カナダ等は人間の精神的支柱と成り得る基本的価値観や宗教観ではアメリカと兄弟みたいな存在である一方、多くの日本人はしっかりとこのラインを踏み越えないように守っている。

一見どのようにアメリカナイズされようと、ファッションを模倣しようと精神的領域までは踏み込まず、これまで営々と築いてきた己の伝統と価値観を守っている。
ようするに「見た目だけでいい米」の域は越えていない。

まあこのあたりが、日本がいくら親米だと叫んでも、彼らが日本人を信用しない要因の一つかもしれない。例えば日本人の6割くらいが長老教会派の信者だったら黙っていても周囲は親米だと認識するだろう。

さて、それでは政治家、ビジネスリーダー、官僚等はどうだろうか?

・「実を取ればいい米」だろう。

カンガルーマンが見る所、彼らの頭にあることは「国を発展させよう、国益はどこにあるか?」ということはもちろんだがその根底には「どのようにして日本人を飢えさせないか?」ということだ。

したがって、本音の部分はさておいて親米、親中、親台湾、親露、親韓、親欧、親中東、親東南アジア、親インド、果ては親イラン、親キューバ等・・・・、全てにおいて友好関係を保とうと努力している。

素晴らしい全方位友好姿勢だ(!?)

特に企業が積極的に進出している国々とは、好き嫌いの感情は省いても友好関係を確立している。

アメリカはこれらの一つにしか過ぎない。他より力を入れているのは大のお得意様だからだ。これが最近では親中国、親インドにシフトが少しずつ移り始めている。

それでもジェスチャーとしては「私が好きなのは”アメリカちゃん”あなただけよ!」とか「真っ先にイラク戦争を支持した私の事を信じてよ!」を常にアピールしている。「

カンガルーマンが知っているだけでも、例えばオフレコではアメリカのこと、中国のことをボロクソに毛嫌いしていながら、表では最大の親米派、親中派で通している先生や社長達は沢山いる。

マスコミ、評論家、学者達がこうした人達(実をとる米)の事をアメリカ追随路線とかいって批判したり馬鹿にしたりしているが、カンガルーマンに言わせれば彼らは非常に冷徹な合理主義者であり現実主義者である。

そうでなければこの第二次大戦の被占領国として生き抜き、しかもこの小さな島国でこれだけの経済的繁栄を享受出来るところまで持ってこれなかっただろう。これまでの政治的リーダーや実業界の先輩達の知恵と国際的生存術には頭が下がるばかりである。

これからもアメリカが世界で大きな影響力を保持している限り、日本は明らかな親米姿勢を保持しながら実はこの「実をとる米」路線を継承してゆくことだろう。

あるいは、ある日からその路線を捨てて「実をとる”中”」に大きくシフトするかもしれない。

その昔、親英から親独に変わったように・・・・!?

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この記事へのコメント
「実を取る米」・「実を取る中」どちらにしても、日本の技術力を望まれて売る形が望ましいですね。

怖いもの知らずなコメントです。
歓迎していただけるでしょうか?
Posted by eriko at 2006年12月25日 00:47
erikoさん、

>日本の技術力を望まれて売る形が望ましいですね。

真理を突いていると思いますよ。
Posted by カンガルーマン at 2006年12月25日 13:19