2006年05月28日

ダブルショック

昨日、米海兵隊によるイラク民間人虐殺の件について言及した。

国内の一部の新聞や、ネットニュースでもこの件について記事を掲載していたので日本のメディアに対する批判をとりあえず取りやめた。

しかし、記事の扱いをあらためて検証してみると、メディアサイドはこの事件に対してほとんど価値を見出していないことが推測される。

まず、扱いが非常に小さく、簡単な事実関係を述べているにすぎない。

つまり、日本人にとってこれは大した事件ではないと考えているようだ。
しかし、カンガルーマンはそうは思っていない。

この件は、日本人に対して大きく伝えるべきと考えている。

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以前も述べたが、多くの日本人にとってアメリカは今でも:
1.自由と民主主義の最先端を行っている国。
2.日本人にとっては憧れの国。
3.アメリカ人のライフスタイル、ファッション、ポップ等を真似たい。
4.アメリカはお人好しで、ユーモアに富んだ国。
等・・・・・・・・。
わけのわからぬイメージを持っている。
そして、一方では、アメリカの政策や価値観を他国に押し付けるいやな国というイメージがあることも事実だ。

今回の件は、アブグレイブやグアンタナモ収容所での捕虜虐待事件よりはるかに深刻なケースだ。

女性・子供を含む民間人の虐殺である。これは、人数の差はあれ、無抵抗の人間をプロの兵隊が殺害したことはナチスや旧日本軍のケースと大きな差は見られない。

昨日の記事にその具体的写真を掲載しようと思ったのだが、あまりにも生々しかったので中止した。

カンガルーマンが日本人に喚起したいことは、自由と民主主義を標榜している国アメリカの本質の一部がここに現れていることだ。つまり虐殺を起こすような兵士を生み出す背景を持った国だということだ。

そして、いつの間にか私たちは「あの、自由と民主主義のアメリカがやることだから、受け入れても良いだろう。」と思い始めているのではないだろうか?

カンガルーマンにとって、日本人が世界の動きに目を閉ざし、目の前の繁栄と享楽的な生活におぼれているとしたら非常にショックである。

そして、メディアの人達を含めて多くの日本人が今回のケースを当たり前、あるいは当然のこととして受け止めているとしたら、それは二度と日本が真の独立を果たせなくなるのではないかと思える危険な兆候ではなかろうか?

さらに半植民地状態を当然のこととして受け入れている現在の日本人の状況こそ、戦後のアメリカが望んでいた姿である。

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この記事へのコメント
日本人が当事者として被害を受けていない時は、取り上げ方が小さいって事よくありますね。
つまり国際的ではないってことでしょうか?
原爆と言う被害を受けた経験がある癖に、この問題意識の低さはよその国から見ると、アホのようでしょうね。
島国だからでしょうか。 都合の良いことだけしか気づかない。
でも、アメリカって国はとても自己主張が上手な国だと思います。
Posted by asa at 2006年05月29日 14:01
asaさん、こんにちは。
他の国と比較して、こうして平和で満ち足りた生活をしていると他の痛みを感じる事も出来ませんし、また感じたいとも思わないのが普通だと思います。そういった意味では私達はとてもラッキーだと思います。
そうですね、アメリカは自己主張が上手というか、自己を正当化し、さらに自分を自己主張するために有利な位置作りをする演出や舞台作りがとてもうまいと思います。
Posted by カンガルーマン at 2006年05月30日 13:56
こんにちは!えもっちです
アメリカは私にとっても未知な国!
1度 肌で感じてみたいとこです・・・

いつもありがとうございます
Posted by えもっち at 2006年05月30日 18:27
こんばんゎ。
日本は平和ボケしていると思います。
国会の会議や、討論、評議会、等々を見ていても
もっと他に話し合うべきことがあるんじゃないのかなぁって思います。
それからこれは常々思うことなのですが、
日本は民主主義ではないと思います。
国民全体の意見が反映されているのやらって感じです。

日本国危うし!!Σ(>д<)
応援\_ρ('-'*)Pochi♪ε=ε=ε=(o'▽')ノ~バイバイ
Posted by 明神 凪古 ホントのキレイ 〜体重計はいりません〜 at 2006年05月30日 22:46
えもっちさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。えもっさんのキャラでしたら世界中どこでも通用するでしょうし多くの友達を作ることができるでしょう。是非アメリカにもお出でになって多くの人達と付き合ってえもっちさんなりに肌で感じて欲しいところです。
Posted by カンガルーマン at 2006年05月30日 23:03
明神さん、こんばんは。コメントと応援ありがとうございます。
明神さんみたいにいろいろ考えている若い人達がいる限り日本は大丈夫だと思いますよ。しかし、現在享受している平和を大事にしたいですね。そのためにはこの平和な時代が空気のように当たり前の存在だと思わないことがポイントのような気がします。
Posted by カンガルーマン at 2006年05月30日 23:10
カンガルーマンさんの米国描写そのとおり、其れは個人に当てはめても
いえる事です。個人的な場合はこちらも考えをしっかり持って自己主張すれば互角に戦えます。我が夫は弁護士、憎まれている国の中で更に一番嫌われている職業です。最初は議論のたびごとに悔しい思いをしましたが、
相手の策略を見破ってしまえば勝負は五分五分・・・
国と国との話し合いもこのように進められれば・・・
国際状況をつらい思いで窺っています。
国際的視野に欠ける私はこのブログで学ばせてもらう事が多くあります。
カンガルーマンさんの考えを知る事が出来る事も大きな魅力です。
勉強していかなければ・・・
よろしく
Posted by 主人はアメリカン at 2006年05月31日 20:14
主人はアメリカンさん、こんばんは、そしてはじめまして。
コメントありがとうございます。女性と男性という違いはあっても似たような生活環境にあるようですね。私自身国際的視野が広いとは思っていませんが、アメリカとの付き合いは既に35年になります。その中で自分で感じたことや思っていたことをブログで綴っていますが、似たような立場にある方に私の考えをサポートして頂き非常に嬉しい限りです。どちらかというと、私の考えはこれまで多くの日本人には(米国通も含めて)受け入れられなかっただけにホッとしています。
世界的に大きな力と影響力を持っている、アメリカという国の本質を見極め出来るだけ多くの日本人に私なりの意見を発信してゆきたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by カンガルーマン at 2006年06月01日 00:42