2006年04月27日

アメリカべったりの日本ーその2

昨日、横須賀の米軍基地を訪れる機会があった。

他の米軍基地の近くや、横須賀にお住まいの方々は基地の中の様子は多分ご存知だろう。

ゲートを通過して中に入ると、そこは既に日本ではない。行く度に思うのだが非常に奇妙な気分だ。

ゴチャゴチャした日本特有の街並みから、フェンスを越えただけで中は完全にアメリカの街になっている。映画館、教会、住宅地、レストラン街、公園、通りにはちゃんと名称までついている。

普通のアメリカの街並みと違うところは、一般服を着ている人達の中を戦闘服や制服を着た兵士や将校達が歩いている事だ。

そして、基地内を歩きながらカンガルーマンはあらためて自問する。

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ここにいる兵士達は、日本国の傭兵(用心棒)か?占領軍か?それとも日本人を監視しているのか?

傭兵であれば彼らの指揮権は日本政府が持っているはずだが、日本は指揮権どころか警察権は言うに及ばず、基地内の出来事に関しては全く関与できない。つまり、基地の中はアメリカそのものなのだ。

ということは、一体何なのだ?

ここ数日メディアを騒がせている在日米軍再編の在沖縄海兵隊司令部のグアム移転に要する日本側の拠出費用は半端な額ではない。

彼らが傭兵であれば、それはそれで仕方がない。しかし、日本は自衛隊という立派な軍隊を持っている。

よく中国や北朝鮮の脅威から日本を守るために米軍の存在は必要だという意見があるようだが、カンガルーマンが調べたところ(自衛隊の某幹部談)によると既存の自衛隊の軍備で通常兵器での戦いであれば中国や北朝鮮の脅威には十分対抗できるとのことだ。

それこそ、米軍再編と移転だけに数兆円も払うお金があるのなら、自衛隊の装備充実に当てたほうがよっぽど理にかなっている。

あるいは、そういった資金を東アジアあるいはアジア全体のための共同産業開発研究機関やアジア連合創設の準備基金にするとか、もっと建設的な用途を考えたらいい。

カンガルーマンに言わせれば、こうした米軍関係に支払われる費用はまさにどぶに捨てるような行為だ。

まるで質の悪いヤクザに、商売をやらせてもらう代わりに必要でも無い法外な用心棒代をあご足つきで請求され、何も文句を言えない状況と酷似している。

そして、日本政府はもとより一般の日本人もそうした状況を黙って受け入れる精神構造に陥っている。

カンガルーマンも含めて物質的繁栄と享楽的な生活の下で、毎日を気楽にノホホンと暮らしていければ良いという意識が充満しているのが現代の日本社会だ。

日本が真の独立した国になるためには、まず何よりも日本人自身の大きな意識改革に取り組む必要性がある。しかも、それは早急に着手されなければならない。

そして、その意識改革の核となる要素が教育となってくる。

カンガルーマンは何も日本を右傾化しろと言うつもりは全く無い。ごく当たり前の国づくりの出来る人間を育てる教育を復興させようと提言したい。

それでは具体的にどのような教育が必要なのだろうか?

次回に続く・・・・・・

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この記事へのコメント
『まるで質の悪いヤクザに・・・・・・毎日を気楽にノホホンと暮らしていければ良いという意識が充満しているのが現代の日本社会だ。』
のくだり 同感です。
でも・・・なかなか問題意識を持つのって凄く根気がいって、体力もいりますよね。常にそれだけに意識を集中させておく必要も無いのですが・・・

『米軍の基地移転に関してそんな多額なお金払えるもんか〜!』なんて真っ向から逆らうのでなく、旨〜く『同じ金額こっちに使うことにして、それはアメリカのお口添えですよ〜なんて言ったらアメリカのファンがようけ増えまっせ〜』なんて方向転換できる人いないんでしょうか?
Posted by asa at 2006年04月28日 12:17
5
アメリカは本当に傲慢ですよね
今度は3兆円を負担しろといってますもんね

まったく日米安保を盾に
いろんなこと要求してくるとは

どうなってるんすかね

そんなわけでまたきマース!

コメントありがとうです

NORI
Posted by あなたのお肌を美しく若々しくNORIです at 2006年04月29日 15:25
そう、アメリカ人は日本の無条件降伏以来、日本を属国として扱っているんでしょうね。属国となる方針に従わなかった人々は、戦後のある時期いくつかの怪事件で消されてますし。サンフランシスコ講和条約で形の上では日本の主権は回復したのでしょうが、アメリカ人にとってみれば、日本は相変わらず属国か植民地なんでしょう。

そこで、日本の本当の独立を勝ち取るために、教育が必要だとのことで、私も賛成です。日本人が、その道の大家や権威の前にへいつくばるのではなく、それぞれなりに自分の頭で考え行動するようになることが、私にとってこれからの日本の教育の目標の最低ラインだと考えています(例えば、イギリス人は基本的にこのことが出来ていると思います)。

教育のお話の続編を楽しみにしています。
Posted by アジア人<mikionz> at 2006年04月29日 17:30
asaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>『米軍の基地移転に関してそんな多額なお金払えるもんか〜!』なんて真っ向から逆らうのでなく、旨〜く『同じ金額こっちに使うことにして、それはアメリカのお口添えですよ〜なんて言ったらアメリカのファンがようけ増えまっせ〜』なんて方向転換できる人いないんでしょうか?

いいですね!こうした柔軟な感覚が必要だと思います。
Posted by カンガルーマン at 2006年04月29日 21:32
noriさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
日本が普通の国になるまでは臥薪嘗胆かもしれません。しかし、今のほうがはるかに安上がりで便利だと思う人達も多くいます。そのあたりをこれから調整するのに長い時間がかかるでしょうね。これからはnoriさん達のような若い人達の時代ですから将来の日本を見据えた形でビジョンを作っていくべきでしょう。
Posted by カンガルーマン at 2006年04月29日 21:37
アジア人さん、こんばんは。ポイントをついたコメントありがとうございます。アジア人さんの目標のうちの一つに教育がありますよね。おっしゃるとおり自分の頭で考える日本人が多くなればなるほど良い国づくりが可能になってくると思います。私自身は教育の専門家ではありませんので具体策は書けないと思いますが、方向性についての意見は述べられると思います。書いた時点でまた、間違いの指摘や多くの事を教えて下さい。
Posted by カンガルーマン at 2006年04月29日 21:42
米軍関係で調べていることがあり、ここにたどり着きました。
米国と日本の軍備に関する文献を読むと、日本が憲法と条約を利用して、自衛軍を持つ事を避けてきたという報告がされています。

自国の教育を変えて、自衛軍を持つと簡単に言いますが、結局それってこれからの世代の若い人たちに軍に入れっていってるようなものですよね。いっそ20歳以上男子の徴兵制度を取り入れてみてはどうでしょう。きっと、国民から反論が起こるでしょう。
自分が軍に入りたいか、と考えると、やっぱりそれはしたくないっていうのが日本人の感情だと思います。
Posted by T at 2007年03月04日 02:47
Tさん、コメント有難うございます。
>日本が憲法と条約を利用して、自衛軍を持つ事を避けてきたという報告がされています。

まさにその通りで、それだからこそ戦後の経済発展があったことは否定できません。私は、右翼でも軍備拡張主義者でもありませんが、徴兵制度の復活がもしあるとすれば躊躇無く賛成票を投じるでしょう。これまで私たちの世代はラッキーだったとしか思えません。将来、他国が侵略してきたと想定した場合、親兄弟や友人達を守る術がない無力感は非常に切ないものがあるでしょう。

この国の安定した将来像を確保するためにも、若い人達がその気構えと術を獲得すべきと考えています。もしそれがイヤであれば)米国、中国あるいはロシア等の強大なる国の属国として生きるしか方法は無いでしょう。
Posted by カンガルーマン at 2007年03月04日 22:43