2006年04月25日

アメリカべったりの日本

昨日このテーマについて書いたところさまざまなコメントをいただいた。

コメントの内容からカンガルーマン自身も角度を変えてテーマを見ることが可能となってくる。ありがたい事だ。

昨日の記事でカンガルーマンが言いたかった事は、基本的にはメディアの「アメリカべったりの日本」というテーマに対する論調が無責任だと批判した。

それではカンガルーマンはこのテーマに対してどのような考えを持っているのか?

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まず、「日本はアメリカべったりから脱却すべき」だと強く確信している。

そして、アメリカの半植民地状態から抜け出し本当の独立国家として存在すべきだと考えている。

しかし、それを現段階で声高に叫んでもあるいは具体的に実行しようとしても目の前には多くの障害が横たわっている。

真の独立国になるためには時間をかけて戦略的に障害を一つずつ取り除いてゆかなければならない。

急に声高に吼えたところで周囲の警戒感を助長するのみで百害あって一利無しということだ。そういった意味では現在の日本の置かれた立場から見た場合、アメリカの影響力に左右されない独立国になるための準備がまだまだ不十分だ。

障害としてあげられる事項としては、憲法、国民の意識、経済構造、政治構造、社会構造、軍備と米軍基地、米国との関係、周辺諸国との関係、アジア諸国との関わり方、EU、ロシア、インド、中東、その他の国々との関わり方等、多くの問題を丁寧に処理してゆかなければならない。

急いたら失敗する。

昔、石原莞爾という軍人・戦略家がいた。彼は満州国設立の立役者だと言われている。石原が書いた世界最終戦論では遅かれ早かれ日米は衝突する事になると予想していた。そしてもし本当に衝突することになるのなら1950年代まで待たないと日本は勝てないと断言していた。それまでには日本の国力は十分米国に匹敵あるいは凌駕するほどまで発展できるという絵を描いていた。

結果は皆さんご存知のとおりである。アメリカはその上を行った。十分な準備が整う前に日本に戦争を仕掛けさせたのだから見事だとしかいいようがない。

それと同じ事で、日本が世界情勢に大きなインパクトを与えるような国体の変革を目論むのなら、十分な準備と時間をかけて変化してゆくべきだ。

そういった意味では、カンガルーマンはこれまでの日本の指導者達は素晴らしい仕事をしてきたと評価している。

国際的には低い姿勢を保ちながら、同時にアメリカの力を上手く活用し、実際はかなりの国力と力を蓄えてきている。ただ、カンガルーマンが思うにはまだまだ国力と国民の意識という面では世界の表舞台に出る準備は整っていない。

それに、まだアメリカの植民地、属国という身分から抜け出していないからだ。

それでは、具体的にこれからどうしたら植民地状態から脱出し、世界の政治的表舞台で活動出来るようになるのだろうか?

次回に続く・・・・・

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この記事へのコメント
試合巧者になるための地盤と意識作り。
タヌキをタヌキと承知で担ぎ上げないといけませんか。
長〜いスパンで考えないといけませんね?
歴史が短い国ってのはその辺も不得手かもしれませんね。
Posted by asa at 2006年04月27日 16:40
やはり時間のかかる問題ですね!
真の独立国!!目指してほしいですね!日本は・・
銅の相場が異常です・・

ところでビーチバリヤーな話題にふれてみました・・・TBさせていただきますね!

いつもありがとうございます
Posted by フォアグラえもっち at 2006年04月27日 16:58
asaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
なるほど、バレーに例えるとよくわかりますね。いくら上手い選手が揃っていてもチームの歴史が短いと必ず勝てるとは限りませんよね。
Posted by カンガルーマン at 2006年04月27日 21:53
えもっちさん、こんばんはコメントありがとうございます。
物事は目標を立てて諦めずに時間をかければ必ず達成できると思います。
ビーチバレヤーな話題ですか?覗かせてもらいます。今週末からビーチの大会やら、練習やらで向こう1週間はぎっしりです。また、ブログで報告しますね。
Posted by カンガルーマン at 2006年04月27日 21:56
カンガルーマンさん、とても興味深いご意見です。日本の戦後を、本当の独立を達成するための準備期間だったという解釈、本当にそんなに息の長い戦略を練ることのできる日本人がいる(いた)のかどうかは疑問が残るところですが、この解釈に立てば、日本も捨てたものではないということになりますね。

石原莞爾ですね。私の「視界」の中にこれまでちらほらと入ってきた人物ですが、満州事件を仕掛けた謀略家、「法華経」(=大乗仏教)の真剣な実践者、そう「世界最終戦争論」、それにかなり危ない橋を渡ったのに戦後戦犯にされなかった(←もしかしたら私の方に大きな誤解がありそう)くらいした知りません。

日本が本当の独立を達成して、これから世界で何らかの貢献をするには、価値観や思想のようなものが必要ではないかと思いますが、そのようなものほとんど見当たらないのですが...。ああ、「里山の思想」なら、かなり貢献できるかも、です。
Posted by アジア人<mikionz> at 2006年04月29日 17:17
アジア人さん、コメントありがとうございます。
価値観や思想ですね。それは非常に大事な事だと思います。私は、やはり日本古来の伝統や歴史を紐解いてゆけば何か見つかるのではないかと思います。この小さな島国で曲がりなりにもそれなりの国を作り上げてきた歴史と伝統にはその重みと知恵が隠されているはずです。敗戦したということもあり、戦後の60年はそういったものをかなり過小評価してきたのではないでしょうか?
Posted by カンガルーマン at 2006年04月30日 22:23