2005年12月21日

マインドコントロールからの目覚めーその2

 カンガルーマンはどのようにマインドコントロールされていったのか?そして、どうして日本を脱出してアメリカに行こうと思ったのか?

 つまるところ、アメリカという国にあこがれていたからに他ならない。

 前日も書いたように、物心ついた頃は両親や周りがアメリカ礼賛の日常だったというベースがあった。

 そして、学校でもあらゆる面でアメリカの素晴らしさを教えられた。よく先生たちは、「日本では・・・・・だが、アメリカでは・・・・・だ。だから日本はアメリカより劣っている。」といった例えで日本のことをこき下ろした。

 今でもはっきり覚えている内容が一つある。

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 確か小学校6年だったと記憶している。日本の自動車産業のことを勉強している時に、先生がアメリカの自動車と道路の優秀性を説きながら、日本の道路と自動車産業の遅れを嘆いていた。(こうした先生がいたから、日本の自動車産業が世界のトップクラスとなったことは否定できない。)

 この時点で、カンガルーマンの頭の中にアメリカに対する憧れが芽生え始めてきた。

 そして、家に帰るとアメリカのTV番組のオンパレードだ。

 さらに、中学・高校に入ると音楽に興味を持ち始める。耳に入ってくるのはプレスリーに始まりポール・アンカ、二ール・セダカ、ビートルズ、ローリング・ストーンズ等・・・・・数え切れないほどの英米のミュージシャンによる音楽の渦に巻き込まれていった。

 音楽に興味を持てば当然のごとくファッションがついて来る。当時は、アメリカのアイビーリーグの定番とも言えるアメリカントラディショナル(アイビーファッションとも言ったが)が先端を行っていた。

 大学に入ってもその傾向は大きく変わらない。

 そして、アメリカでヒッピー、R&B、ドラッグカルチャーが流行しだすと、日本の学生達もすぐアメリカの流行に飛びついた。カンガルーマンも例外ではなかった。音楽でも、ジミー・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、オーティス・レディング等のブラックミュージック、ジャニス・ジョプリン等のヒッピー系音楽、あるいはピンクフロイド等のアートロック系音楽に傾倒していった。

 このようにアメリカ文化にどっぷり(今、顧みると非常に表面的であった)浸かりながら、ライフスタイル面で日本的な物を一切受け付けないというより、見下すようになっていた。

 ここまで来ると、あとは現地に行って体験するしかないということになる。その頃のカンガルーマンはまさに、英語でいうところの”American wannabeーアメリカ人になりたがり屋”に近い状態だったと思う。

 完全にマインドコントロールされた状態だ。マインドコントロールされると恐い。アメリカに行きたいという欲望のためだけに、約1年半、朝の9時から夜の11時迄ほとんど毎日働いて200万円貯めた。(ほとんど大学には行かなかったが、卒業できた!)

 そして、22歳の時にロサンゼルス空港に下り立つこととなった。

次回に続く・・・・・・

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この記事へのコメント
カンガルーマンさん、とても興味深く読ませていただいてます。次回以降が楽しみです。

アメリカはいろいろ問題はありますが、人間の自由ということをとことん追求する点では、人類に貢献したのではないでしょうか?世間からのいろんな制約を受けざるをえない日本人にとって、自分たちと正反対のアメリカ的なるものに惹かれたのは無理もないと思います。

カンガルーマンさんが、そのようなアメリカ熱をマインドコントロールであると喝破されるようになったのか、その経緯をぜひ知りたいです。
Posted by mikionz at 2005年12月22日 00:57
カンガルーマンさん おはようございます♪

1年半で200万円ものお金を貯めたなんて、すごいです。
そのくらいアメリカに気持ちが向いていたのでしょうね。
続き楽しみにしています。
Posted by めろり at 2005年12月22日 07:36
mikionzさん、コメントありがとうございます。
そうですね、アメリカは自由の国だと思って行ったのですが、長期間住んで、現地で働いてみて、現実はかなり違う事を実感しました。そのあたりのことは、ブログで触れてゆくつもりです。
Posted by カンガルーマン at 2005年12月22日 16:01
めろりさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
少し、手が空いたので書いています。
独身でしたし、出費もほとんど無かったのでいつの間にか貯まってしまったということです。ラッキーでした。
Posted by カンガルーマン at 2005年12月22日 16:04
こんにちは!えもっちです
アメリカは人種るつぼでしょうからとても貴重な経験を
されてきたことでしょうね。
やはり 自由とドリームの国というイメージがありますが・・・
いつもありがとうございます
Posted by ママバレえもっち at 2005年12月22日 18:20
えもっちさん、こんばんは。
そうですね、自由とドリームの国というイメージは正しいと思います。しかし、イメージと現実とは違うのではないかと私は思っています。そして、私は日本はアメリカに劣らないほど自由でドリームのある国だと思っています。
Posted by カンガルーマン at 2005年12月22日 22:46
カンガルーマンさん、お早うございます。アメリカ熱とその後のお話、わくわくしながら読んでいます。

> 私は日本はアメリカに劣らないほど自由でドリームのある国だと思っています。
>

おお素晴らしい!どうしたら、そのように言えるようになるでしょうか?

私にとって日本は、まだカンガルーマンさんがおっしゃるような国ではないんですよね。あらゆる面でアメリカの正反対の国のように感じます(日本がよくなる可能性は認めますが...)。

たぶん、カンガルーマンさんもかつてはこのように考えておられてたのではないでしょうか?

それで、どのようにして、日本が「アメリカに劣らないほど自由でドリームのある国」だと思われるようになったのかも、書いていただけたら有難いです。
Posted by mikionz at 2005年12月23日 11:20
mikikonzさん、2度もコメントありがとうございます。
この点は、避けて通れない話題ですからキッチリ触れる予定です。
最終的には別にテーマを設定して「自由」の定義付け等、やや哲学的デスカッションが必要になると思います。
Posted by カンガルーマン at 2005年12月23日 13:23