2009年12月01日

デフレ考・・・その3

身の丈と言えば、つい最近の女性詐欺師事件は身の丈を超えたライフスタイルを象徴するような出来事ではなかったか?

彼女は、自分のエゴ、見栄、虚栄心を満足させるべくセレブ的生活を追い求めた。彼女自身がしっかりしたスキルを持ち、セレブ的生活を送るに値する収入があれば問題なかった。

自分の能力をはるかに超えた生活を求めたがゆえに、遅かれ早かれ経済的に破たんすることは自明の理だ。そして、その無理な生活を維持するために禁断の道に足を踏み入れて自滅したのが今回のケースだ。

バブル期もそうだった。

ビルや不動産なんて持てるはずのない人たちが、銀行の口車に乗せられて大金を借り入れたり、不動産転がしで手にした不労所得を、自分の実力と勘違いして不必要な浪費をすることが美徳と思われていたのが当時の風潮ではなかったか?

クレジットカードで買い物に狂奔していた米国の消費者もそうだった。

ブランド品で身を固め、高級車を乗り回し、高級レストランで食事をし、高級リゾートで休暇を楽しみ、そして高級家具や調度品に囲まれた豪邸に住むことが人生の勝者であるイメージが作られた。

ハリウッド映画で見るセレブが象徴する勝者のライフスタイルだ。そして一般大衆もそれに憧れて自分の実力と懐具合とは関係なく消費に走る。

そうした消費動向に対応すべく多くの日本企業は設備投資をおこない生産規模を拡大し、供給体制を整えてセッセと米国市場に輸出あるいは現地生産に励んだ。

身の丈を超えた消費が背景にあるのではないかと、薄々感じていたにも関わらず・・・・・・。

そして、あの詐欺師ではないが身の丈を超えたライフスタイルや消費はいつかは破たんする。

それでは、こうした身の丈を超えた消費に対応すべく構築された過剰供給体制を基にした経済活動の流れはどうなっているのだろう?

そして、前回述べた人々の幸せ度と経済の関係は?

どうもこの辺りがデフレをどう捉えるかのキーとなるのではないだろうか?

次回に続く・・・・・

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Posted by Kangarooman at 17:34Comments(0)TrackBack(0)